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2012 年度 実績報告書

制作課題における評価者視点の学習のための相互評価システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 22500951
研究機関日本文理大学

研究代表者

坪倉 篤志  日本文理大学, 工学部, 准教授 (20389555)

研究分担者 足立 元  日本文理大学, 工学部, 教授 (10389554)
西野 和典  九州工業大学, その他の研究科, 教授 (70330157)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード相互評価 / 評価者視点 / マルチメディア教育 / ルーブリック / CMS/LMS
研究概要

本研究は、学習者が提出する課題を通した相互評価の結果を、相互比較することから、評価する視点(評価者視点)を学習することを目的とするシステムの構築について研究を行う。本システムは、まず、提出物を通して、学習者間で課題の相互評価を行う。次に、取り組んだ評価結果と、評価者(教授者)による評価結果の比較を行う。この比較から、学習者は提出物に対する評価者視点の学習を行う。なお評価項目は個人の趣向に依存しない項目に限定する。これらから、学習者は課題への取り組みにおいて、評価者視点を意識した課題への取り組みができるようになることが期待される。具体的な成果として、提出物における、ケアレスミスの減少、課題要求項目への不適合の低減、提出物の評価点の向上において現れると考えている。
研究に取り組み始めて、3年目であり、研究実施計画としては、システム構築(相互評価)と計測実験(通常課題提出と相互評価の組合せ)への取り組み計画であった。2012年度は予定していたシステム構築と計測実験に取組めた。(学内にて、教育カリキュラム改変計画が出てきたため、2012年度の研究計画について再度検討し、評価実験計画を修正した、しかし2012年度夏期に、カリキュラムの改変計画が延期になった。そのため、2010年度当初の研究計画での計測実験計画に戻した)2011年度に発生した、サーバシステムのクラッシュに伴う、サーバシステムの再構築に関しては、夏に再構築を行い、現在は問題なく順調に稼働している。
なお、成果の発表として国内での研究発表を2件実施、しかし国際会議での発表と、論文投稿への取り組みが遅れている。コチラに関しては、翌年度に重点的に取り組む予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

システム構築(相互評価部)と、計測実験(通常評価、通常評価+相互評価)を順調に実施できている。国内の学会にて2件の研究発表に取り組んだ。しかし、国際会議での発表と論文投稿が遅れている。2013年度は、コチラへの取り組みを強化したい。

今後の研究の推進方策

システム構築(相互評価+部)と計測実験(「通常評価」、「通常評価」+「相互評価」、「通常評価」+「相互評価」+「相互評価+」)について取り組む。評価実験が出揃い次第、分析に取り組む。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 制作課題における評価者視点の学習のための相互評価システムの研究 ~相互評価部の設計と評価実験~2013

    • 著者名/発表者名
      坪倉 篤志
    • 学会等名
      ゲーム学会 第11回全国大会
    • 発表場所
      大阪電気通信大学
    • 年月日
      20130302-20130303
  • [学会発表] 制作課題における評価者視点の学習のための相互評価システムの研究 ~相互評価部の構築と運用報告~2013

    • 著者名/発表者名
      坪倉 篤志
    • 学会等名
      情報処理学会 第9回教育学習支援情報システム研究発表会
    • 発表場所
      国立情報学研究所
    • 年月日
      20130201-20130202

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公開日: 2015-05-28  

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