研究課題
基盤研究(C)
11世紀前半に書かれたビールーニーの『占星術教程の書』を、複数のアラビア語写本を基にして原典から読み解くことによって、中世イスラーム科学の数学・天文学・占星術で用いられた基本的な概念や専門用語の意味について知ることができた。さらに、著者が当時のインドやキリスト教などの異教徒の伝統的知識をいかに幅広く身につけていたかということも判明した。最後に、本書とペルシア語に翻訳された版との関係も若干解明できた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
イスラーム世界研究
巻: 第6巻 ページ: 467-539
www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/pdf/kb6/26biruni.pdf
巻: 第5巻1-2号 ページ: 299-356
www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/pdf/kb5_1and2/17biruni.pdf
巻: 第3巻2号 ページ: 303-371
www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/1st_period/contents/pdf/kb3_2/17biruni.pdf