研究課題
基盤研究(C)
技術論を、人工物を中心にまとめることがこの研究の目的である。人工物が個物だと確認すると、思想より現場とのつながりが重要になる。ただ、製造現場の労働条件より、設計が技術論のポイントとなる。人工物は、科学技術を体現したものであるというだけでなく、発注者の意図を体現したものでもある。つまり、人工物の考察には科学技術の理解では当然足らない。設計における現実の制約、さらには技術者の限定合理性を見て、理学的発想で「安全でない可能性」を取り上げるだけなら、人工物の技術論としては不十分となる。人工物を基盤に据え、これらの自明の論点を展開することによって、新しい技術論を、「人工物と共に暮らす」という観点の下に立ち上げた。
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http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~saiton/