研究課題
基盤研究(C)
北海道東部の常呂川河口遺跡で発見されたアイヌ文化の建築材を樹種同定して、北海道東部におけるアイヌ文化の住まいが周辺植生から広葉樹(主にヤナギ属、コナラ節、トネリコ属)を選択し、柱材などに利用した様相を示した。北海道中央部の同時期の資料と比較し、建物(住居、小屋など)の材料に、広葉樹(丸木取りとした)を周辺の古植生から選択し、建物の素材として利用しているアイヌ文化の様相がより明らかとなった。本研究では木材1点がブナ属と樹種同定でき、その利用把握は北海道東部遺跡での初例である。
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第63回日本木材学会大会研究発表要旨集
巻: 1巻 ページ: 111-111
日本文化財科学会第29回研究発表要旨集
巻: 1巻 ページ: 204-205
第62回日本木材学会大会組織と材質研究会:木材樹種識別研究の現在講演会資料
巻: 1巻 ページ: 12-15
日本文化財科学会第28回大会発表要旨集
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