研究課題
基盤研究(C)
青森県岩木川下流部を対象とし、ボーリングによって採取された堆積物の諸分析から、最下流部の十三湖、およびその周辺地域の過去約1万年間の環境変化について検討した.その結果、現在、汽水湖である十三湖は縄文時代後期~晩期において淡水の影響が大きい湖であったこと、人為の影響が強い現在では岩木川最下流部における土砂堆積速度は長期間のものから算出した値に比較して約 10 分の1程度であったことが明らかになった
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北奥文化研究
巻: 33 ページ: 7-15