研究課題
基盤研究(C)
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)は成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスである。特にウイルスのマイナス鎖にコードされるbasicleucine-zipperfactor(HBZ)による宿主転写ネットワークの撹乱がATL発症と深く関わっていると考えられている。今回我々は、HBZはインターフェロン産生で中心的な役割を果たすIRF-1の機能を顕著に抑制し、IRF-1によるアポトーシスを顕著に抑制することを見出した。またHZBは核内外をシャトルすること、そして細胞質においてGADD34と相互作用し、mTOR依存的な細胞自食であるオートファジーを抑制することを見出した。
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