研究課題
基盤研究(C)
DNA依存性キナーゼ(DNA-PK)とトポイソメラーゼII・抑制のdual-inhibitorであるNK314は、成人T細胞性白血病細胞株と肺癌細胞株に対し強い細胞増殖抑制効果を示した。NK314はDNA二重鎖切断量の増加とDNA修復抑制の持続的効果を介して殺細胞作用をもたらしたと考えられた。DNA-PK阻害剤の効果予測因子の検索では、DNA-PKcs量とRNA結合蛋白hnRNP B1量とで強い相関関係を認めたが、DNA-PK阻害剤の増殖抑制効果とこれらの蛋白量は有意な相関は見られず、今後更なる検討が必要と考える。
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Blood
巻: 117 ページ: 3575-84