研究課題
基盤研究(C)
転移性骨腫瘍の分子背景を調べるため、手術時に得られ保管されていた臨床検体を用いて、原発腫瘍組織と転移性骨腫瘍組織の発現解析を行った。肺癌、乳癌、肝細胞癌、大腸癌、膵癌、胃癌、腎癌、耳下腺癌を対象した。プロテオームを解析するために蛍光二次元電気泳動法およびPROTOMAP法を使用した。また、マイクロRNAの網羅的解析のためにマイクロアレイを使用した。原発腫瘍組織に比べ転移性骨組織において発現が亢進あるいは低下している遺伝子を同定した。培養細胞株を用いた抑制実験を実施し、増殖・浸潤・遊走との関連を確認した。
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