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2012 年度 研究成果報告書

海洋と南極湖沼における硫黄循環と窒素循環に対する嫌気呼吸の役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22510013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境動態解析
研究機関広島大学

研究代表者

松崎 雅広  広島大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50294517)

連携研究者 伊村 智  国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (90221788)
工藤 栄  国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (40221931)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード硫黄循環 / 窒素循環 / 南極湖沼 / 気候変動
研究概要

本研究では南極湖沼の硫黄循環モデルとしての可能性を探るために様々な南極湖沼の細菌群集構造解析を行った。高濃度塩湖のすりばち池と舟底池の上層は出現菌属が少なく単純な細菌相であったが、嫌気的であるすりばち池の下層は多様性に富んでいた。これらの細菌は系統的に近縁属であり、高塩分が細菌相を左右する要因であることが考えられた。DMSOの前駆物質であるジメチルスルフォニオプロピオネートの存在量が少ない水層ではDMSO呼吸細菌が優占属であり負の相関関係が認められた。一方、淡水湖はThiomicrospirasp.が優占する単純な細菌相であった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 南極昭和基地周辺の湖沼における細菌群集構造解析2010

    • 著者名/発表者名
      松崎雅広、高橋陽介、工藤栄
    • 学会等名
      第67回日本植物学会中国四国支部大会
    • 発表場所
      山口大学
    • 年月日
      2010-05-15

URL: 

公開日: 2014-08-29  

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