研究課題/領域番号 |
22510028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
平林 公男 信州大学, 繊維学部, 教授 (20222250)
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研究分担者 |
大川 浩作 信州大学, 繊維学部, 准教授 (60291390)
新井 亮一 信州大学, 繊維学部, 教授 (50344023)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | トビケラ目 / タンパク質 / クローニング / 高精度発生予測 / 巣糸 / ヒゲナガカワトビケラ / 生活史 / 絹糸腺 |
研究概要 |
ヒゲナガカワトビケラ(Stenopsyche marmorata)幼虫が作る巣網、捕獲網、巣糸タンパク質 (Larval Net Protein, LNP)をコードする遺伝子を同定し、野外個体群の遺伝子発現量を測定し、河川からの大量羽化時期の予測に応用できないかを検討した。その結果、大量に成虫となって羽化する時期(水温の高い 6 月~9 月)に、Smsp-4 の発現量が多くなることが示唆された。LNP 遺伝子発現量とヒゲナガカワトビケラ幼虫の齢別解析の結果が良く一致するため、LNP の遺伝子発現を利用した新しいライフサイクルアセスメントへの応用が可能となった。
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