研究課題
本年度は、以下の4段階の研究を行った。1.研究の構成及び手順の確立まず本研究の計画調書の内容を基に、研究の構成及び研究手順を確立した。2.予備調査(1)国内外の既往研究や、行政資料・調査報告書等を収集して文献調査を行った。(2)この成果を基に4ヶ所の地方広域都市圏でフィールドワーク調査をそれぞれ行い、行政関連部局へのヒアリング調査、都市・地域計画、緑地整備計画等に関する参考資料・データの収集を行った。(3)さらに主に英国の研究者と意見交換により、諸外国の地方広域都市圏の緑地整備の先進事例を選定し、フィールドワーク調査、行政関連部局へのヒアリング調査、参考資料の収集を行った。3.評価の枠組み及び評価方法の開発(1)研究代表者のこれまでの土地利用及び緑地評価についての研究成果を基盤とし、公共的緑地の配置計画の評価の枠組みを構築した。(2)またGISを中心としたコンビ。ユータ・システムを利用した本研究独自の評価方法を開発し、これまでに作成した既存電子地図データを使って評価方法の妥当性を検討した。この段階で評価方法の改善が必要な場合にはフィードバックを行った。4.電子地図データベースの整備(1)本研究の解析評価に必要な基図データ(衛星画像地図データ)を新たに収集して、GISによりこれらを本研究で利用可能な電子地図データの形態に加工し、段階2の予備調査結果や収集したデータを付加・統合化することにより、電子地図データベースの充実を図った。(2)合わせてこのデータベースを基に、各広域都市圏において予備的な解析を行った。具体的には、各広域都市圏の中心部からの距離帯ごとに、緑地量だけではなく、昼夜間人口密度や土地利用・空間利用に関する他の密度指標の遷移状況等の解析を行った。
すべて 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
ランドスケープ研究
巻: Vol.74,No.5 ページ: 657-662
日本計画行政学会第5回若手研究交流会予稿集
ページ: 59-62
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World Academy of Science, Engineering and Technology
巻: 67 ページ: 789-797
The 16th Congress of The Union Internationaledes Femmes Architectes
巻: CD-ROM ページ: 2