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2012 年度 実績報告書

東南アジア発展途上国での廃棄物を用いた炭入り堆肥の施用による炭素貯留

研究課題

研究課題/領域番号 22510090
研究機関明星大学

研究代表者

吉澤 秀二  明星大学, 理工学部, 教授 (40120224)

研究分担者 田中 理子  明星大学, 理工学部, 研究員 (80424787)
研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード炭 / 堆肥 / 炭素貯留 / 微生物 / 東南アジア
研究概要

H24年度は、H23年度に炭入り堆肥施用と植物育成実験を行った圃場の土壌を採取し、炭入り堆肥施用2年目の炭素貯留量測定、土壌の化学分析およびアデノシン三リン酸による微生物活性を評価した
ベトナム産炭入り堆肥の圃場への施与と農作物の素貯留効果は、TC(全炭素)とTOC(有機炭素)の差で評価を行った。その結果、炭素貯留量は(1)無施与地区は0.50%, (2)炭入り堆肥施与地区0.95% (3)炭施与地区0.62%だった。H23年度の炭入り堆肥の炭素貯留効果結果と比べて、(1)無施与地区は-0.06%, (2)炭入り堆肥施与地区-2.28% (3)炭施与地区-0.20%の変化があった。
土壌の化学的評価は、各区のT-N、P2O5、K2O 、pH、含水率を測定した。
H24年度の土壌中の微生物評価は、各地区から2g採取し20gの純水に分散した微生物細胞から抽出したアデノシン三リン酸濃度で評価した。上記3施用区5.48×10-9~5.52×10-9mol/Lとなった。
また、上記土壌試料からIsoil((株)日本ジーン)を用いDNAを抽出し、16S rDNAと18S rDNAをPCRで特異的に増幅後、アガロースゲル電気泳動によるPCR産物の確認をおこなった。アガロースゲル電気泳動でPCR産物の確認できたものについて、変性剤濃度勾配ゲル電気泳動法(DGGE法)による16S rDNAと18S rDNAの解析行い微生物の推移を確認した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ベ ト ナ ム 圃 場 で の 炭 入 り 堆 肥 の 施 用 に よ る 炭 素 貯 留効果と土壌中の微生物の変化2013

    • 著者名/発表者名
      田中理子
    • 学会等名
      第14回エコカーボン研究会
    • 発表場所
      福島大学
    • 年月日
      20130807-20130807
  • [学会発表] ベ ト ナ ム 圃 場 で の 炭 入 り 堆 肥 の 施 用 に よ る 炭 素 貯 留2012

    • 著者名/発表者名
      田中理子
    • 学会等名
      第13回エコカーボン研究会
    • 発表場所
      明星大学
    • 年月日
      20120803-20120803

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公開日: 2014-07-24  

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