研究課題
基盤研究(C)
室内空気の新しい評価システムの開発を試みるために、室内空気中の化学物質濃度、臭気について調査検討した。臭気については、測定した室内の各化学物質濃度を嗅覚閾値濃度で除した値を臭気閾値比(OdorThresholdRatio,OTR)と定義し、数値化を試みた。結果、化学物質濃度と臭気は全体的に相関を示したが、化学物質濃度が低くなると相関は弱くなり、両者ともシックハウス様の症状に有意に関連していることがわかった。上記から臭気が室内空気質を評価する一つの指標となりうること、また、新しい評価法の可能性があることが判明した。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (21件) 図書 (1件) 備考 (1件)
臨床環境医学
巻: 21 ページ: 1-7
巻: 22 ページ: 192-200
Jpn. J. Clin. Ecol
巻: 20 ページ: 90-99
巻: 20 ページ: 115-122
Allergology International
巻: Vol. 60, No. 3 ページ: 373-379
巻: 20 ページ: 100-107
巻: 20 ページ: 108-114
日本予防医学会雑誌
巻: 5(2) ページ: 42-45
http://cpms.chiba-u.jp/chemiless.html