研究課題
基盤研究(C)
物質表面のエネルギー構造の時間分解ダイナミクスを、ナノスケールの空間分解能で測定可能なシステムを試作する目的で、超短パルスレーザーから作るスーパーコンティニュアム広帯域光源とフーリエ変換干渉計を走査トンネル顕微鏡(STM)と組み合わせた新しい電場変調測定手法を提案し、実現した。この測定法を用いることで、半導体のエネルギー構造が測定できることを示した。また短パルスレーザーとSTMを組み合わせて半導体表面における電子や空孔のダイナミクスを測定する際の基礎となる物理過程をモデル化し、数値計算でシミュレーションした結果を実験結果と比較することで、物理量を正しく評価するための条件を明らかにした。
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Nanosclae
巻: Vol. 5 ページ: 9170-9175
10.1039/C3NR02433D
Microscopy and Micoroanalysis
巻: Vol. 18, No. 3 ページ: 591-595
10.1017/S1431927612000219