研究課題
基盤研究(C)
本研究により、燃料流路凹部における成生水を、ある程度観察できるようになった。この観察から、性能が低い燃料電池では、成生水発生が不均一である傾向が見られた。特に、反応面積を大きくした場合には、一つのセル内部に大きな反応のバラツキが生じていることが明らかとなった。こうした観察から、触媒層と燃料流路の間に残留した多孔質シリコンが、水の発生により燃料供給を阻害することが予想され、残留多孔質シリコンを除去することにより性能向上を達成した。
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Journal of the Electrochemical Society
巻: 158 ページ: B355-B339