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2012 年度 実績報告書

飛行ロボットによる災害救助システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 22510180
研究機関秋田県立大学

研究代表者

下井 信浩  秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (10300542)

研究分担者 石井 雅樹  秋田県立大学, システム科学技術学部, 助教 (10390907)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード災害救助 / 自律飛行 / 飛行ロボット
研究概要

災害発生時における地下道およびトンネルおける被災者救助を考慮すると,飛行用ロボット本体は小型・軽量が求められる.そして,その動力も揮発性燃料を燃焼させるエンジンやガスタ-ビン方式は火災の発生や爆発等の危険が生じるので,2次災害の発生を防止した人命救助方法を考慮した実施が必要となる.この為,23年度は,自律制御方式を用いた電池搭載型モータ出力による回転翼方式の飛翔体を設計し試験飛行を実施したが,自律飛行に移行する飛行デ-タを入手するまでに至らなかった.24年度においては,フライトシミュレ-タを用いた飛行ソフトのプログラムを作成し,実飛行を実施した結果,地面効果の影響等自律飛行に必要なデ-タを計測することが達成された.飛翔体の大きさや飛行性能に関する飛行緒言は野外における遠隔操縦から得ることが出来たので,基本設計においても外形837×144×281mm,メインロ-タ直径は955mm,自重1.6Kgとした.ロ-タ及び機体の材料は,人体に接触しても怪我等の恐れがない材質で製作した.
(1) 自律飛行のための制御プログラム開発
自律飛行による機体を安定して離着陸させるために,機体保護用の衝撃防止バ-を下部に取り付け旋回時やホバ-リング時の安定を保つため,重心の微調整を可能にするバランス制御装置の性能確認試験及び飛行プログラムの検証等を実施した.
(2) 飛行試験の実施と論文発表
講演会の発表1件と査読付学術論文2件を発表することが出来た.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Flight Stabilization of Micro Flying Robot for Rescue Scenarios2012

    • 著者名/発表者名
      N. Shimoi and H. Madokoro,
    • 雑誌名

      International Journal of Automation, Robotics and Autonomous Systems ICGST-ARAS Journal

      巻: Volume 12, Issue 1 ページ: pp11-15

    • DOI

      DOI: 1687-4862

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Simple Smart Piezoelectric Bolt Sensor for Structural Monitoring of Bridges2012

    • 著者名/発表者名
      N.Shimoi, C.H.Cuadra,H.Madokoro,andM.Saijo
    • 雑誌名

      International Journal of Instrumentation Science

      巻: Vol.1(5) ページ: Pp78-83

    • DOI

      DOI: 10.5923

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ピエゾケ-ブルを用いた橋梁接合部のための簡易変位計測センサの研究2012

    • 著者名/発表者名
      下井信浩,西條雅博,CH.Cuadra
    • 雑誌名

      計測動制御学会

      巻: Vol49,No2 ページ: pp316-318

    • 査読あり
  • [学会発表] ピエゾケ-ブルを用いた橋梁の振動モニタリングセンサ

    • 著者名/発表者名
      下井信浩,西條 雅博,間所洋和
    • 学会等名
      日本機械学会第19回鉄道技術シンポジュウム講演論文集
    • 発表場所
      東大生産技術研究所

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公開日: 2014-07-24  

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