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2012 年度 実績報告書

1万年より若い火山岩のK-Ar年代測定-第四紀火山の噴火履歴の解明をめざして

研究課題

研究課題/領域番号 22510186
研究機関山形大学

研究代表者

岩田 尚能  山形大学, 理学部, 講師 (70302289)

研究分担者 伴 雅雄  山形大学, 理学部, 教授 (50208724)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード火山 / 地質学 / 質量分析 / 放射年代測定 / 第四紀
研究概要

本研究では1万年前~数千年前の年代を持つ火山岩の年代測定で実績があるCassignol-Gillot Technique(CG法)を,山形大学のK-Ar年代測定システムへ導入する.この手法を火山噴火履歴の解明に利用することで,将来的な火山噴火リスク予測の精度を向上させることを目指す.平成24年度は,1. CG法によるK-Ar年代測定システムの動作確認試験,2. CG法の有効性を確認するための年代測定用試料の地質学・岩石学的研究,を行った.
1. CG法によるK-Ar年代測定システムの動作確認試験:CG法用に作成した分析ラインの動作試験を行い,容積可変用装置(中空型ベローズ)・ガス精製用装置(カートリッジゲッターポンプ2台)・標準ガス(大気)タンク2台等が良好に動作することを確認した.CG法用に作成した分析ラインの実装については,2012年度質量分析学会同位体比部会にて研究発表を行った.
2. CG法の有効性を確認するための年代測定用試料の地質学・岩石学的研究:研究分担者(伴 雅雄教授)が選定したCG法による年代測定に適していると思われる火山岩試料(吾妻山)について,地質学・岩石学的研究を行った.結果について,論文投稿を準備している(Ban et al.).また,年代測定の信頼性を向上させることを目的として,火山岩試料を酸で処理する実験を行った.その結果を2012年度質量分析学会同位体比部会で発表した(井上・岩田).

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 山形大学におけるアルゴン分析の現状2012

    • 著者名/発表者名
      岩田尚能
    • 学会等名
      2012年度質量分析学会同位体比部会
    • 発表場所
      宮城県仙台市 仙台秋保温泉伝承千年の宿佐勘
    • 年月日
      20121121-20121123
  • [学会発表] K-Ar年代測定用全岩試料調製における酸処理の評価2012

    • 著者名/発表者名
      井上響一郎・岩田尚能
    • 学会等名
      2012年度質量分析学会同位体比部会
    • 発表場所
      宮城県仙台市 仙台秋保温泉伝承千年の宿佐勘
    • 年月日
      20121121-20121123

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公開日: 2014-07-24  

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