研究課題
基盤研究(C)
DNA のメチル化は哺乳類の発生に必須であるが、その直接的な機能については未だ不明な点が多い。そこで、 DNA メチル化酵素を欠損した ES 細胞及び分化した中胚葉経細胞、栄養膜幹細胞を用い、野生株細胞と比較し、遺伝子発現及びヒストン修飾のゲノムワイドな解析を行った。その結果、遺伝子発現、ヒストン修飾状態のどちらについても、DNA メチル化の消失よりも主として細胞種の違いに依存すること、遺伝子群により DNA メチル化の消失に対する感受性が異なることを明らかにした。
すべて 2013 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
PLOS Genetics
巻: 9_(in press)
DOI:10.1371/journal.pgen.1003574
Current Biology
巻: 20 ページ: 1452-1457
DOI:10.1016/j.cub.2010.06.050