研究課題
基盤研究(C)
全ゲノムDNA 配列を決定した酢酸菌Acetobacter pasteurianus の代謝組織図をゲノム情報に基づく細菌の代謝経路ごとのデータを導入し、網羅的にかつ俯瞰できる代謝全体像を描き出した。その代謝経路図を用いて、ゲノム情報を解読したGluconacetobacter xylinus など合計で25 菌種の酢酸菌のゲノム情報を利用可能な酢酸菌類縁菌の代謝を一瞥で比較できる比較代謝経路図を自動的に作成するシステムを完成させた。A.pasteurianus はグリセロールを唯一の炭素源として増殖し、酵母の増殖を促す分子量180 の中和糖を生産する。この酢酸菌を用いて、粗グリセロールを用いたバイオエタノールの生産のための複合発酵系を構築した。グリセロール代謝や有用代謝経路の発掘とともに、酢酸菌の有用形質の融合法に関して特許申請した。
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Journal of Artificial Organs
巻: in printing
J. Bacteriology
巻: 193 (24) ページ: 6997-8