理化学調査によりバンドン湾の基礎生産力を評価することを目的とした。手法は、塩分濃度(EC)と、水位、水温、大気圧そして降雨量と日射量の連続観測である。それぞれロッガー付センサーを設置して計測する。 計画時には2点での観測を行う予定であったが、盗難の可能性が極めて高いため、常時監視者がいる海上家屋の1点とした。 各センサーはオフセット社およびDAVIS社製を購入した。それぞれ、野外観測特に海洋計測用のセンサー製品に実績があることが理由である。 各センサーは6か月ごとにデータの回収、整備を行い、再投入する。これを約2年継続し、バンドン湾の季節変動を把握する。この結果と、雨季・乾季でのサンプリング結果を併せて、基礎生産量を導き、湾の生産性評価のための理化学的知見とする。
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