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2012 年度 研究成果報告書

国家テロリズムに関する市民の歴史認識の分裂と歴史教育

研究課題

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研究課題/領域番号 22510268
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関和歌山大学

研究代表者

内田 みどり  和歌山大学, 教育学部, 准教授 (10304172)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードウルグアイ軍政期人権侵害 / 失効法 / 歴史認識 / 2つの悪魔説 / ホセ・ムヒカ国民投票 / 沈黙の行進 / ヌンカ・マスの日
研究概要

ウルグアイにおける1973年のクーデターと軍の人権侵害について、歴史家は一致して「少数派の大統領が軍に頼った末に生じた「国家テロリズム」とみなしている。だがゲリラと軍の双方に責任があるという「二つの悪魔」説が市民の間で生き残っているのは、合法政党に転身した元ゲリラを選挙戦で攻撃するために、自分たちは軍政の被害者だと考える政治家がこの説を利用してきたからだ。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ウルグアイにおける歴史の政治的利用:軍政の責任をめぐって2013

    • 著者名/発表者名
      内田みどり
    • 雑誌名

      『法政理論』(新潟大学法学部)

      巻: 45巻3号 ページ: 160-175

  • [雑誌論文] 多様化する移行期正義研究の軌跡2012

    • 著者名/発表者名
      内田みどり 清水奈名子
    • 雑誌名

      平和研究

      巻: 第38号巻頭言 ページ: i-xii

  • [雑誌論文] 2010年ウルグアイ地方選挙2011

    • 著者名/発表者名
      内田みどり
    • 雑誌名

      和歌山大学教育学部紀要・人文科学篇

      巻: 第61集 ページ: 47-53

  • [雑誌論文] 2期目に入ったウルグアイ左派政権-2009年大統領・国政選挙の経緯2010

    • 著者名/発表者名
      内田みどり
    • 雑誌名

      ラテンアメリカ・レポート

      巻: 27巻1号 ページ: 27

    • 査読あり

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公開日: 2014-08-29  

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