研究課題
基盤研究(C)
本研究では、経済システム論の観点から、 日本をはじめとする他国との比較にもとづき、ロシアの労働者をめぐる利害関係、労働へのモチベーションに接近した。ロシアの労働者をめぐる利害関係はパターナリズムを特徴とし、このことは労働者には労働生産性向上に対する強いインセンティブが存在しないことを示唆している。他方で、ロシアの労働者の行動や労働者-経営者関係には一定の合理性が存在しており、労働生産性の向上には、ロシアの独自性を考慮した制度・政策が必要であると考えられる。
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北東アジア研究
巻: 第22号 ページ: 161-172
The Journal of Comparative Economic Studies
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