2011年4月にワシントンで総括的な意味を持たせて開催されたワークショップの内容は、Blueprint for the Future: Framing the Issues of Women in Science in a Global Context にまとめられThe National Academies Pressから出版された。Appendix Eには筆者も含め9本の個別に執筆された論文が掲載されている。Blueprint for the Future は、http://www.nap.edu/catalog.php?record_id=13306 から購入でき、ダウンロード出来る。女性研究者全般の数は増加しても、やはりこの3分野における増加は依然として困難である。こうした国際的なチームに加わって活動するとアジアからの発信の乏しさが目立ち、女性研究者の問題を共有する韓国・台湾・日本の東アジアチームをさらに強固にし、この3国で化学・コンピュータ科学・数学における女性研究者の問題も論じる基盤が開かれたことは新たな成果である。
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