• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

新生殖技術の倫理的妥当性に関する基礎的研究-生殖意識のジェンダー差異調査を中心に

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22510292
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ジェンダー
研究機関大阪府立大学

研究代表者

浅井 美智子  大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (10212466)

研究分担者 森岡 正博  大阪府立大学, 人間社会学研究科, 教授 (80192780)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード生命倫理 / 生殖補助医療 / 家族 / 親子
研究概要

本研究は、新生殖技術の倫理的妥当性を検討するために、主として新生殖技術に対する男性の意識を「自然」という指標で問う調査を行った。この調査結果とこれまで行ってきた女性の意識とを比較検討し、新生殖技術が「自然/自然でない」と認識されている要因を検討している。さらに、生殖技術の倫理性を検討するにあたり、「生まれること」の存在論的検討を行った。前者の600名の男性に対して行われた調査から、男性は女性に比べて「技術による生殖」に対して「自然でない」と意識していることがわかった。さらに男性にとって生殖が「女性の問題」とされていることを確認した。後者の研究結果は論考に譲る。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (9件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 新生殖技術に対する男性の意識について-「自然観」からの検討2013

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 2

  • [雑誌論文] 生まれた人間から見る新生殖技術の倫理性2013

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 2

  • [雑誌論文] 「生まれてくることは望ましいのか」-D.ベネターの『生まれてこなければよかった』について2013

    • 著者名/発表者名
      森岡正博
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 2

  • [雑誌論文] 「生まれてこなければよかった」の意味-生命の哲学の構築に向けて(5)2012

    • 著者名/発表者名
      森岡正博
    • 雑誌名

      人間科学

      巻: 8 ページ: 87-105

  • [雑誌論文] 人工生殖を支配する生権力2011

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      大阪府立大学女性学センター論集

      巻: 8 ページ: 24-42

  • [雑誌論文] 幸福感の操作と人間の尊厳-生命の哲学の構築に向けて(4)2011

    • 著者名/発表者名
      森岡正博
    • 雑誌名

      人間科学大阪府立大学紀要

      巻: 7 ページ: 93-108

  • [雑誌論文] 新生殖技術の倫理的基準は誰が決めるのか2011

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 1 ページ: 49-64

  • [雑誌論文] 新生殖技術に対する受容と拒否の要因2011

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 1 ページ: 26-34

  • [雑誌論文] 新生殖技術に対する自然観の変容2011

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 雑誌名

      生殖医療倫理研究論集、大阪府立大学生殖医療倫理研究会誌

      巻: 1 ページ: 35-34

  • [図書] よくわかるジェンダースタディーズ2013

    • 著者名/発表者名
      浅井美智子
    • 総ページ数
      208-209
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

URL: 

公開日: 2014-08-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi