研究課題
1.高専女子卒業生の技術職者、技術職離職予定者に対するヒアリング調査、郵送調査を実施した。主な調査内容はキャリア継続状況、職場の子育て支援制度、仕事と家庭との両立の工夫、離職理由、再就職の障壁等である。2.「高専卒女性技術者キャリア冊子vol.3」（A4版22ページ）を作成し発行した。掲載者は6名。（神戸高専機械工学科卒/機械系製造業：設計管理、長野高専電気電子工学科卒/電子系製造業、福島高専物質工学科卒/化学系製造業：分析チームリーダー、福井高専電子情報工学科卒/機械系製造業：開発、木更津高専情報工学科卒/電子系製造業：開発推進、阿南高専建設システム工学科卒/市役所：設計・現場監督）。「女性技術者のキャリア継続・再構築に関する調査研究報告書」(A4版38ページ)を作成し発行した。（I離職、1回答者の概要、2技術職、3再就職、II女子学生へのキャリア教育、1キャリア教育とは何か、2高専のキャリア教育、3キャリア教育実践、4キャリア教育におけるロールモデルの重要性）。研究報告書、冊子は、高専女子学生に対する進路指導、キャリア教育に活用してもらうために、全国の高専校長・進路指導担当者、高専関係者へ送付した。3.全国高専のキャリア教育及び進路指導の調査（特に女子学生に特化した取り組み）を実施し、高専における現状とともに、先進的取り組み事例等の情報を蓄積した。4.地元企業との就職面談会や、高専女子フォーラム等の機会を活用し、企業の人事・採用担当者へ女性技術者の採用及び雇用に関して広く情報収集を行い、女性技術者活用状況を調査した。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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日本高専学会誌
巻: Vol.17,No.2 ページ: 45
