研究課題
基盤研究(C)
プラトン『テアイテトス』の「神の似像」の議論を解釈し、前後の文脈から、未来に向けて知識と善の絶対的価値が主張できるという全体的主張を取り出した。これはプラトンが知識を道徳的で実践的価値を持つものとみなしていたという帰結を持つ。この結果を『テアイテトス』の熱心な読者であったアリストテレスの『ニコマコス倫理学』解釈に結び付け、アリストテレスが知の道徳性と実践性のプラトン的論点を彼流に応用していたこと、および人柄の徳とその教育から説き起こした点など、新たな教育的視点も付け加えたことを論じた。
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哲学雑誌
巻: 129巻801号(掲載確定), (依頼原稿)
茨城大学人文学部紀要『人文コミュニケーション学科論集』
巻: 17号(掲載確定)
巻: 15号 ページ: 280‐308(1-29)
http://hdl.handle.net/10109/4588
巻: 13号 ページ: 278‐302(1-25)
http://hdl.handle.net/10109/3305
Love, Vulnerability and Victimology, Annual Report 2011
ページ: 97-109
法制史研究
巻: 60号 ページ: 323‐327
http://info.ibaraki.ac.jp/Profiles/3/0000263/profile.html