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2012 年度 実績報告書

アリストテレスの「エネルゲイア」概念の形而上学における現代的意義の研究(3)

研究課題

研究課題/領域番号 22520011
研究機関千葉大学

研究代表者

高橋 久一郎  千葉大学, 文学部, 教授 (60197134)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードアリストテレス / エネルゲイア / 知識 / 論証
研究概要

今回のプロジェクトでは、アリストテレスの形而上学におけるエネルゲイア概念を検討したが、その過程で、二つのテーマのもとに研究を進めることとなった。つまり、一つには、その主著の一つである『分析論後書』の翻訳を行うことになり、いわゆる「論証的」知識における意義を解明の的の一つとし、第二に、ある意味では対照的に、倫理に関わる「知識」の可能性という観点から、アリストテレス自身がその有力な主張者の一人とされている倫理学における実在論における意義を、反実在論の可能性という視点から検討した。
『分析論後書』は、近々刊行される予定であり、倫理学の実在論の位置づけについては、『哲学の探究』において、大きな輪郭を描いた。また、アリストテレスにおける徳倫理の位置づけについては、新たな研究プロジェクトに引き継ぎ、若手の研究者との研究解を継続することになる。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 規範性と実在性2013

    • 著者名/発表者名
      高橋久一郎
    • 雑誌名

      哲学の探究

      巻: 40 ページ: 1-20

  • [雑誌論文] 総括質問の後で2013

    • 著者名/発表者名
      高橋久一郎
    • 雑誌名

      倫理学年報

      巻: 62 ページ: 45-50

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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