研究課題
基盤研究(C)
本研究計画では、A.nーセブの言語論の分析から、その「存在論的転回」とも呼ぶべき構想の意味を明らかにした。知性や意識は単なる認識主観ではなく、同時に言語や記号として客観的な存在となった意味としての自己への相関の行為として捉えられる。ここから、認識、志向、感情という知的活動と共に、言語や記号の交換を通じた社会性が基礎づけられていることを明らかにし、またこうした存在重視の傾向がソ連時代にも見られることを確認した。
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日本ロシア思想史学会『ロシア思想史研究』
巻: 第3号(通算7号) ページ: 11-28
巻: 第1号(通算5号) ページ: 37-46
Slavica occitania
巻: N31 ページ: 45-55