研究課題
基盤研究(C)
本研究は『純粋理性批判』を中心とするカントの理論哲学を近代哲学史のコンテクストに位置づけ、デカルト、ロック、ライプニッツ、ヒュームなどの近代の哲学者との対比を補助線にしてカント哲学を解釈することを課題とした。これはまた、近代の哲学者たちとカントとの哲学的対話の地平を設定して、カント哲学を近代哲学史の大きな問題連関のなかで再考する試みでもあった。その主要な成果は『理性の深淵──カント超越論的弁証論の研究』(単著、知泉書館、2014年)として刊行された。
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新潟大学大学院現代社会文化研究科『世界の視点知のトポス』
巻: 第9号 ページ: 1-32
東北大学哲学研究会編『思索』
巻: 第45号(退職記念号招待論文) ページ: 367-388
新潟大学人文学部『人文科学研究』
巻: 第130輯 ページ: 1-32
巻: 第7号 ページ: 1-28
日本ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』
巻: 第17号(シンポジウム招待論文) ページ: 91-101
巻: 第6号 ページ: 1-22
日本カント協会編『日本カント研究11カントと幸福論』
巻: (シンポジウム招待論文) ページ: 7-23