研究課題
本年度は、アリストテレス作と伝えられる『大道徳学』(Magna Moralia)が果たしてアリストテレスの真作か否かを考察した。考察方法は、同書の幾つかの箇所を取り上げ、そこに含まれる議論を分析し、明らかになった内容が、アリストテレスに帰属可能なものがどうかを判断するという、ある意味で最も正統的な方法である。結論は、同書はアリストテレスの作品ではない可能性が高いというものである。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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『比較社会文化』
巻: 19 ページ: 19--37