研究課題
基盤研究(C)
本研究は、障害学の主張を受けとめながら、倫理学との理論的連携の可能性を探ることを目的としていた。この研究は、規範倫理学的研究と応用倫理学的研究の二つの部分からなっている。 規範倫理学の分野においては、ケイパビリティ・アプローチが「障害の社会的モデル」の規範的内容を、どこまで真剣受け入れることができるかが検討された。応用倫理学の分野では、出生前診断に基づく選択的中絶に対する障害者運動からの批判を検討している。
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『西日本哲学年報』第19 号
ページ: 73-90