• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

一遍の神仏関係思想における倫理学的原理に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22520036
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関神奈川大学

研究代表者

上原 雅文  神奈川大学, 外国語学部, 教授 (30330723)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード一遍 / 神仏 / 踊念仏 / 本地垂迹説
研究概要

『一遍聖絵』に記述された神仏関係について研究し、一遍が、当時の本地垂 思想とは異なり、自然神や死霊などの「実類神」のうちにも「垂 神」を見いだしていたことを明らかにした。また、踊念仏のための建物は「踊り屋」ではなく「道場」と呼ばれていたことを明らかにした。さらに、道場で行われる踊念仏が、世俗世界と浄土とが平等であるという存在論的平等性と、浄土と世俗世界とが隔絶されているという存在的隔絶性とを止揚した、存在的平等性の限定的現実化としての意味を持つことを明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『一遍聖絵』に描かれた一遍と神々-仏法を求める垂迹神-2012

    • 著者名/発表者名
      上原 雅文
    • 雑誌名

      寺社と民衆

      巻: 第八 ページ: 7-21

URL: 

公開日: 2014-08-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi