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2012 年度 実績報告書

近世朝鮮儒者の民族アイデンティティーをめぐる言説―東アジア諸地域との対比から

研究課題

研究課題/領域番号 22520074
研究機関大阪市立大学

研究代表者

野崎 充彦  大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (90244623)

研究分担者 高坂 史朗  大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (20170178)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード近世 / 朝鮮 / 儒者 / 民族 / アイデンテティー / 華夷思想 / 韓中関係 / 慵斎叢話
研究概要

研究課題「近世朝鮮儒者の民族アイデンテティーをめぐる言説―東アジア諸地域との対比から」を遂行するため、次のような研究会、および調査活動を行った。平成23年5月4日 南通大学(中国浙江省)主催の東アジアセンター開設記念シンポジウムにおいて、中国・韓国・日本・ベトナムの研究者らとともに、今日の東アジア研究の課題と展望について討議した。
平成23年7月24日 台湾中央研究院(台北)主催の国際学術研究会「近代東亜城市社会群体与社会網」に参加、「15世紀朝鮮における宗教文化」を発表した。
9月24~28日韓国ソウルを訪れ、朴煕秉(ソウル大教授)と朝鮮士大夫の諸相について討議。また奎章閣などにおいて文献調査・収集を行った。11月30日 全南大学(韓国)主催の国際シンポジウム「白湖林悌の生と文学」において、「仲井健治先生の研究活動の再照明―白湖林悌を中心に」を発表した。12月24~28日 台湾南部の台南・高雄を中心に民俗宗教調査を訪れ、および研究資料を収集した。
3月21日~24日 韓国ソウルを訪れ、沈慶昊(高麗大教授)と朝鮮時代漢文学、および古典文学史の方法論ついて討議。また、大学図書館などにおいて資料を収集した。
この他、野崎は研究報告書として、15世紀の著名な士大夫である成俔の随筆集『慵斎叢話』を中心に、近世朝鮮士大夫社会の精神世界を描いた著作、および詳細な註釈を施した訳注を準備しており、前者に関しては予定原稿300枚のうち200枚近くまで書き上げ、後者に関しては基礎的な作業を完了。引き続きb完成をめざし鋭意、作業中である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 15世紀朝鮮における宗教文化2012

    • 著者名/発表者名
      野崎充彦
    • 雑誌名

      『近代東亜城市社会群体与社会網』

      巻: Vol.1 ページ: 1~13頁

  • [雑誌論文] 「仲井健治先生の研究活動の再照明―白湖林悌を中心に」2012

    • 著者名/発表者名
      野崎充彦
    • 雑誌名

      『白湖林悌の生と文学』

      巻: Vol.1 ページ: 14~23頁

  • [学会発表] 15世紀朝鮮における宗教文化

    • 著者名/発表者名
      野崎充彦
    • 学会等名
      近代東亜城市社会群体与社会網
    • 発表場所
      台湾・中央研究院
  • [学会発表] 仲井健治先生の研究活動の再照明―白湖林悌を中心に

    • 著者名/発表者名
      野崎充彦
    • 学会等名
      白湖林悌の生と文学
    • 発表場所
      韓国・全南大学
  • [学会発表] 東アジアと哲学

    • 著者名/発表者名
      高坂史朗
    • 学会等名
      中華日本哲学会
    • 発表場所
      中国・北京外大
  • [図書] 否定と肯定の文脈2013

    • 著者名/発表者名
      高坂史朗
    • 出版者
      風媒社

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公開日: 2014-07-24   更新日: 2021-08-03  

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