研究課題
基盤研究(C)
本研究では、19世紀末から20世紀初にかけて刊行された日本・中国・朝鮮の書籍類を対象に、「民族」に関連する用語がどのような概念として使用されているのか比較しながら、東アジア三国における「民族主義」言説の形成過程について明らかにした。今まで一国史の観点から個別に考察されてきた、日本・中国・朝鮮における「民族主義」創成の問題を、広く「東アジア」という枠組みの中で相互関連的に分析することにより、東アジア近代史像の再構築を試みた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
『立命館文学』立命館大学人文学会
巻: 第626号 ページ: 1497-1484
韓国朝鮮の文化と社会
巻: 第11号 ページ: 112-148
『季刊日本思想史』(特集:植民地朝鮮にける歴史編纂「併合100年」からの照射
巻: 第76号 ページ: 204-224