研究課題
基盤研究(C)
本研究は、伊波普猷の日琉同祖論に注目しながら、彼の展開した「沖縄学」が近代日本のナショナリズムを攪乱する思想であることをあきらかにして、その思想の可能性を模索したものである。既存の研究で同化主義とされることの多かった伊波の「日琉同祖論」は、むしろその矛盾したあり方から、近代日本のナショナリズムを内側から割り崩す可能性を持つ思想であったのである。
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九州国際大学『教養研究』
巻: 第20巻第2・3号合併号 ページ: 21-45
巻: 第18巻第1号 ページ: 71-106
巻: 第17巻第1・2号 ページ: 129-147