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2014 年度 研究成果報告書

マニエリスムの「時代の眼」:ジュリオ・カミッロの美術論の再構成に基づく

研究課題

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研究課題/領域番号 22520089
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学・美術史
研究機関弘前大学

研究代表者

足達 薫  弘前大学, 人文学部, 教授 (60312518)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードマニエリスム / 記憶術 / 美術 / 修辞学 / ルネサンス / ジュリオ・カミッロ / キケロ主義
研究成果の概要

本研究は、イタリア・ルネサンス期の美術様式としてのマニエリスムの造形的論理の源泉を考察することを主目的とした。その際、フリウリの記憶術師・キケロ主義文学者ジュリオ・カミッロ・デルミニオによる美術論に焦点を当て。その言説の再構成に基づき、同時代の絵画や彫刻や版画がいかにして形成され、また同時にいかにして受容されたかを推察しようとした。ジュリオ・カミッロの主テクスト『劇場のイデア』、『模倣論』、『雄弁のイデア』を精読し、不明な箇所についてはイタリアの各研究機関および図書館等を訪れて原典資料と比較し、マニエリスム美術の「時代の眼」(マイケル・バクサンドール)を浮き彫りにすることができた。

自由記述の分野

西洋美術史

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公開日: 2016-06-03  

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