研究課題
基盤研究(C)
本研究では、美術を、何かの代替物を意味する「表象」として捉え、超越者と人間との交感を意味する「感応」との関わりを探求した。そのために、(1)仏の感応そのものの表象、(2)仏の感応を呼び起こす場、(3)仏の感応を呼び起こす場の表象、の各柱を設けて調査ならびに分析をおこなった。(1)については仏像・絵巻・宗教説話、(2)については寺院や経塚の立地、(3)については庭園や屏風という具体的な事例を調査し、その成果に則して、美術の宗教的な機能の特性についてあきらかにした。
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ザ・グレイトブッダ・シンポジウム論集
巻: 10号 ページ: 41-57
国華
巻: 1393 ページ: 46-47
美術フォーラム21
巻: 第22号 ページ: 30-36