研究課題/領域番号 |
22520110
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
木村 三郎 日本大学, 芸術学部, 教授 (00130477)
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研究分担者 |
安室 可奈子 日本大学, 芸術学部, 研究員 (10419749)
小野崎 康裕 河村学園女子大学, 人間文化学部, 教授 (30194608)
栗田 秀法 名古屋芸術大学, 美術学部, 准教授 (10367675)
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キーワード | ディアナ / プッサン / ピュロス / 姦淫の女 / フィリップ・ド・シャンパーニュ / 煉獄 / エミール・マール / ベルナール・ドリヴァル |
研究概要 |
{安室}は2010年10月に英仏において調査を行った。ロンドン大学ワールブルク研究所、およびフランス国立図書館、ルーヴル美術館絵画資料室において、画像資料および一次文献資料を中心に収集した。 {栗田}プルタルコスに関わる挿絵と絵画の関係(特にアレクサンドロス伝)について資料の収集の継続を行った。2010/12/31-2011/1/6までパリ、ロンドンにおいて作品実見調査、資料調査を行った。特にパリにおける「ルーベンスとプッサンと17世紀の画家」展、ロンドンにおけるウォーバーグ研究所図書館における調査は今後の研究にも示唆に富むものであった。また、関連するテーマで論文を二本公にした。 {木村}イエズス会の挿絵図像に深い関係が認められる、フィリップ・ド・シャンパーニュ作《煉獄の魂》について、その作品の基礎研究に集中した。パリの国立図書館版画室を中心にヴィーリクスの作例との影響関係を調査した。論文には、E・マールと、B・ドリヴァルによる先行研究を咀嚼、紹介した。
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