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2010 年度 実績報告書

上方浮世絵展企画に向けての国内外所蔵調査と作品の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22520113
研究機関関西大学

研究代表者

北川 博子  関西大学, 博物館, 研究員 (30425061)

キーワード芸術諸学 / 美術史 / 浮世絵 / 近世上方文化
研究概要

(1) 研究環境の整備
平成18~20年度の基盤研究(C)「上方役者絵の国内外所蔵調査とデータベース化の基礎的研究」で作成したデータ枠に新たなる調査によるデータを入力していく環境を整えた。
(2) 実地調査と図録・Webサイトからの入力
関西大学図書館での実地調査や図録・Webサイトからデータを入力していった。作品考証が必要な場合、大阪府立中之島図書館や早稲田大学演劇博物館、国立国会図書館などで資料閲覧を行った。
(3) 浮世絵展の企画・開催、協力
「市川亀治郎コレクション役者絵展」(6月12日~14日、於:学習院大学史料館、国際浮世絵学会学習院史料館共催)では、学会企画委員の一員として、展示の準備から実際の作業まで担当した。
・「役者に首ったけ!~役者絵を楽しむツボ~」(3月5日~4月17日、たばこと塩の博物館)に出品される上方役者絵について専門的知識の供与を行った。
(4) 展覧会見学
浮世絵に関連した「北斎とその時代展」等の展覧会はもちろん、広く美術史を理解するためにも「伊藤若沖展」など、多くの展覧会を見学、展示の構成や方法、図録の編集などについて理解を深めた。
(5) 一般への啓蒙
「ボストン美術館浮世絵名品展」(神戸市立博物館)の講演会や、箕面シニア塾(箕面市文化財団)の講座で講師を務め、一般に馴染みの薄い上方浮世絵の啓蒙活動を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 加藤家文書にみる咄家の流行唄2010

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 雑誌名

      大阪商業大学商業史博物館紀要

      巻: 第11号 ページ: 67-75

  • [学会発表] 流光斎画の版本をめぐる諸問題-付・再発見『流光斎遺稿』との関わり-2010

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 学会等名
      絵入本ワークショップIV
    • 発表場所
      大和文華館
    • 年月日
      2010-12-04
  • [学会発表] 八文字屋本『陳扮漢』と浄瑠璃・歌舞伎2010

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 学会等名
      演劇研究会
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2010-09-25
  • [学会発表] 上方における美人画の系譜-和泉市久保惣記念美術館所蔵品を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 学会等名
      国際浮世絵学会第76回研究会
    • 発表場所
      和泉市久保惣記念美術館
    • 年月日
      2010-07-17

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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