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2013 年度 実績報告書

上方浮世絵展企画に向けての国内外所蔵調査と作品の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22520113
研究機関関西大学

研究代表者

北川 博子  関西大学, 博物館, 非常勤研究員 (30425061)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード芸術諸学 / 美術史 / 浮世絵 / 近世上方文化
研究概要

(1)浮世絵展の企画・監修・協力 ①「大浮世絵展」(2014年1月2日~3月2日 江戸東京博物館、3月11日~5月6日 名古屋市博物館、5月16日~7月13日 山口県立美術館)企画委員として、作品選定、出品交渉、図録の作品解説執筆を担当した。②「上方の浮世絵‐大坂・京都の粋と技‐」(2014年4月19日~6月1日 大阪歴史博物館 9月9日~10月13日 山口県立萩美術館・浦上記念館)監修者として、作品の実地調査、作品選定、出品交渉、図録の論考・章扉・作品解説の執筆を行った。なお、この展覧会が今回の科学研究費補助金基盤研究(C)の集大成となる。③「関西大学名品万華鏡 館館選イチオシ!」(2014年4月1日~5月18日)上方の浮世絵師二代長谷川貞信の作品解説について助言を行った。
(2)展覧会見学 浮世絵に関連した「幽霊・妖怪画大全集」「江戸の美男子‐若衆・二枚目・伊達男‐」「浮世絵の夏」「花開く江戸の演芸」「大浮世絵展」「江戸の面影 浮世絵は何を描いてきたのか」「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」等の展覧会はもちろん、広く美術史を理解するためにも「ファインバーグコレクション展 江戸絵画の奇跡」「大妖怪展」「江戸の狩野派」「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」「探幽三兄弟展」「川瀬巴水展」「東大寺展」等、美術関連の展覧会を見学、展示の構成や方法、図録の編集などについて理解を深めた。
(3)一般への啓蒙 箕面シニア塾「欧米の浮世絵受容」(12月16日 箕面市メイプル文化財団)、江戸博かるちゃー「上方浮世絵とは何か?‐その特徴と意義‐」(2月6日 江戸東京博物館)などの講座で、一般に馴染みの薄い上方浮世絵の一般への啓蒙に努めた。
(4)第7回国際浮世絵学会賞を受賞し、受賞記念講演「制作・販売からみた上方浮世絵の一側面」(6月2日、於:学習院大学)を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 流光斎肉筆役者絵『狂言尽図巻』考2013

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 雑誌名

      『千葉市美術館紀要 採蓮』

      巻: 第16号 ページ: 19~29

  • [雑誌論文] 流光斎の肉筆扇面をめぐって2013

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 雑誌名

      『阪急文化研究年報』

      巻: 第2号 ページ: 39~44

  • [学会発表] 制作・販売から見た上方浮世絵の一側面

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 学会等名
      国際浮世絵学会
    • 発表場所
      学習院大学(東京)
    • 招待講演
  • [図書] 上方の浮世絵‐大坂・京都の粋と技‐2014

    • 著者名/発表者名
      北川博子
    • 総ページ数
      260
    • 出版者
      NHKプラネット近畿

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公開日: 2015-05-28  

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