研究課題
基盤研究(C)
16世紀末から17世紀初頭のローマでは多くの修道会や世俗同信会が庶民への教理教育に力を入れ、また「七大教会巡礼行」や「四十時間聖体拝礼」などもあって、庶民が「聖なる物語」を、かつてない関心を持って見たことが確認された。当時の宗教画に見られる庶民表現ではカラヴァッジォが注目され、多くの画家が彼の追随者とされるが、現実的な庶民表現は、当時のローマ絵画ではより一般的な要請であり、ドメニキーノなど「古典的傾向」の画家たちも独自の庶民表現を生み出していた。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) 備考 (1件)
福岡大学人文論叢
巻: 第44巻第3号 ページ: 1-72
巻: 第44巻第1号 ページ: 1-60
巻: 第43巻第1号 ページ: 1-40
巻: 第42巻第1号 ページ: 1-39
http://muse.hum.fukuoka-u.ac.jp/urakami/palatium.html