研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本の具象木彫表現において独特な表現様式を作り上げた6作家(内藤堯雄、橋本平八、新海竹蔵、桜井祐一、円空、木喰)に焦点を当て、作品実見研究や資料収集に取り組み造形的検証を行った。樹種・木取りなど材料について、一木・寄木・道具・彫り方など技法について、モデル・形態・プロポーション・テーマ・精神性などの表現について分析し、それらの作品に潜む「日本のかたち」、土着的、原始的な独自の美のありようについて研究を行った。そして、その成果を基に自身での木彫制作研究にも取り組んだ。
人文学、芸術学・芸術史・芸術一般、芸術諸学、彫刻、木彫