研究課題
基盤研究(C)
本研究は、豊後系浄瑠璃の一流派である、常磐津節の伝承実態を網羅的に調査するものである。そのおもな成果は、現行される常磐津節の曲目とその数を把握したこと、上演頻度の低い曲目の上演事例を記録したこと、特定の曲目にみられる改曲および復曲の経緯について明らかにしたこと、関西・名古屋で独自の伝承経路を持った曲目について考察したこと等である。また、作曲年や作曲者に関する通説の不備も指摘した。これらの成果は、曲目ごとに情報を整理したデータベースとしてまとめ、ウェブサイト上で適宜公開を行う。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (2件)
楽劇学
巻: 18号 ページ: 59-66
日本舞踊
巻: 63巻5号 ページ: 24-26
http://jupiter.kcua.ac.jp/jtm/archives/index.html