研究課題
基盤研究(C)
江戸中期から明治中期までの期間に於ける井伊家の24点の蔵書目録を調査した結果、彦根城内の文庫には寛政6年(1794)には210点、嘉永年間には495点、明治中期には144点が所蔵されていた。江戸藩邸には、江戸後期には362点、安政5年以降には569点、明治初期には3,151点の蔵書があった。また、その蔵書の内容は茶道、音楽、国文学、兵書などが中心であるが、唐本や法帖、蘭書なども所蔵されていた。本研究により井伊家には蔵書家のいう一面があったことが明らかになった。
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