【1.調査・研究上不可欠な図書を購入し便宜を図る】調査・研究の進展に伴い必要となった真言宗関係図書を購入した。【2.仏法紹隆寺所蔵典籍の調査を完了させ、データベースを用いて分析を行う】仏法紹隆寺所蔵典籍の調査を、4月14・15日、5月12・13日、6月9・10日、7月14・15日、9月8・9日、10月13・14日、11月10・11日、12月8・9日、1月12・13日、2月9・10日、3月9・10日に行い、仮番号3700までの書誌カード取り、書誌データ見直し作業・パソコンへのデータ入力を行った。【3.宝聚院(福島県いわき市)所蔵典籍の調査を完了させ、データベースを用いて分析を行う】宝聚院所蔵典籍の調査を、5月19・20日、7月7・8日、9月1・2日、11月3・4日、2月2・3日、3月2・3日に行い、新出資料の整理、書誌データの見直し作業を行った。さらに、6月2・3日、8月1~5日、10月6・7日、12月1・2日に如来寺(福島県いわき市)において真言宗関係資料の調査を行った。【4.能延寺所蔵典籍の調査を完了させる】能延寺所蔵典籍の確認作業を完了した。【5.仏法紹隆寺・宝聚院のデータベースと、能延寺のデータをもとに分析を行う】仏法紹隆寺・宝聚院のデータベースと、能延寺のデータをシンクロさせ分析を行った。内陸から東北にかけての地域間の交流を具体的に浮かび上がらせることを目指している。【6.研究成果を、学会等で発表、学会誌へ投稿する】データ分析の結果を学会誌へ投稿準備中である。また、行法書の調査・研究の成果を踏まえて、研究論文を執筆した。【7.デジタルアーカイブの構築と公開を目指す】デジタルアーカイブの公開については、所蔵者との話し合いをもっている。
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