本プロジェクトはとりわけ国際的な研究交流を重視し、文学地理学のネットワークを深め、リソースの共有を目材した。ホーンズはイギリスの協力者であるジェームス・ニールとオープンアクセスの書誌情報サイトLiterary Geographiesを開設した。このためにロンドンで開催された2012年秋の会合には日本、イギリス、フィンランドなどからの参加者があった。怪物表象を巡る文学地理学というテーマに関連してホーンズは国際的学術誌で論文を発表した。また研究分担者の矢口はミュージアムスタディーズや国際関係史から、また砂田はアメリカ人による日本の怪物表象という観点から分析を行った。
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