22年度の研究実績を時系列順に記すと、以下の通りである: (1) 2010年5月30日に神戸大学で催された日本英文学会全国大会において、本研究と密接な関係をもつルーイ・ズコフスキーに関する口頭発表をシンポジウムのパネリストとして行った。 (2) 2010年5月に、本研究と密接な関係を持つボブ・ディランとアメリカ現代詩人に関する一般向け論文(査読無し)を、青土社の月刊誌『現代思想』に発表した(73-81頁)。 (3) 2010年8月に渡米し、サンフランシスコにおける資料収集および同地在住のマイケル・パーマーに対するインタビューを行い、本研究の準備を的確に進めた。 (4) 2010年10月30日に、日本エズラ・パウンド協会第32回大会を開催校代表として静岡大学で実施した。海外からも著名な研究者が来日し発表を行い、本研究に役立つ情報交換を行うことができた。 (5) 2010年11月19日に、フェリス女学院大学で催された第八回日本文学国際会議に司会兼パネリストとして参加し、「エズラ・パウンドと日本の現代詩」に関する口頭発表を行った。 (6) 2011年3月に、静岡大学人文学部翻訳文化研究会の成果報告集『翻訳の文化/文化の翻訳』別冊に、本研究と密接な関係を持つアメリカの画家と詩人に関する論文(査読無し)が掲載された(81-112頁)。 (7) 2011年3月に、本研究の直接的な対象であるマイケル・パーマーに関する邦語論文「『神秘的なもの』をめぐる言語ゲーム」(査読あり)が、英語英米文学研究誌『シルフェ』第50号に掲載された(151-167頁)。
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