研究課題
基盤研究(C)
本研究は,モダニズムさらにポストモダニズムの観点から,イギリス19世紀の小説家・詩人であるトマス・ハーディの,特に短篇小説に秘められた実験的な傾向について,語りの技法の分析,さらに文体論の分析を行った。作品に見られる現代性を詳細に実証的に解明し,トマス・ハーディの創作の大きな割合を占めている短篇小説について新たな側面を提示することができた。
人文学,英文学,比較文学