研究課題
基盤研究(C)
サミュエル・テイラー・コールリッジとトマス・ド・クインシーの二つのテクストを通してロマン主義文学作品の生成と正典化の過程を実証的に検討することによって、一方では作品を完成した芸術作品としてのみ扱い他の要素を考慮しないニュー・クリティシズムの立場、他方では芸術性を忌み嫌い全てを政治性に還元して文学を考える新歴史主義批評という両極端の間に第三の道を見つけ、芸術性と政治性の間で均衡を保ちつつ文学を批評する立場が不可欠であることを確認した。
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英米文学
巻: 73巻 ページ: 69-94