研究課題
基盤研究(C)
本研究は、南北戦争期より1940年代までのアメリカ小説を中心に、そこに表れた「恥」の表象を読み解きながら、その社会的意義を探ったものである。文化人類学者であるルース・ベネディクト『菊と刀』(1946)の出版以来、 我々は「恥」をアメリカ文化の属性として思考する積極的な根拠を失ったように見える。しかし、アメリカ文学は恥の表象に満ちている。そうした文学表象がとりわけ「人種問題」の係わる歴史認識をめぐって頻出する事実に着目し、近現代の作家が恥辱の経験に対して取った姿勢を整理しつつ、表象の倫理的・政治的意味を詳らかにするのが、本研究の目的であった。
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現代思想(青土社)
巻: 第41巻第13号 ページ: 34-47
論叢クィア(クィア学会)
巻: 第5巻 ページ: 49-61
巻: 第39巻第9号 ページ: 162-65
Web英語青年(研究社)
巻: 第156巻第12号 ページ: 16-29
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/03_webeigo/
巻: 第156巻第11号 ページ: 27-35
巻: 第156巻第10号 ページ: 22-33
巻: 第156巻第10号 ページ: 10-19
フォークナー(日本ウィリアムフォークナー協会)
巻: 第12号 ページ: 40-56
http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/03_webeigo/sei-bk.html